アトリエの中のできごとを綴った静かな絵本。絵描きである女性がやってきて、仕事をして、帰っていく。部屋のあるじがいてもいなくても、そこには世界がある。久常未智さんが長年アイディアを練ってつくりあげた傑作です。リソグラフ5色刷り。
書誌情報
- 価格 2000円+税
- ページ数 56ページ
- 判型 210mm×210mm
- 企画・編集 中岡祐介(三輪舎)
- 装丁 綴方装丁室
- 発行日 2023年5月21日
- 発行/印刷製本 生活綴方出版部
著者について
久常未智 Misato Hisatsune
美術作家。1988年、岡山県生まれ。愛知県立芸術大学美術学部で彫刻を学ぶ。卒業後、岡山や名古屋で個展・グループ展を開催。2016年より“TSUNEHISA”名義でZINEを作り始め、愛知県内のカフェや書店などに配布。2020年に横浜へ転居したことをきっかけに、本屋・生活綴方を拠点に活動。2020年11月、個展「いちまいの詩」店内のスペースで「絵と造形の教室 かたち」を小学生向けに隔週で開催。 instagram @hisatsune.m