お調子者のスパイス生活|矢萩多聞

台所で、店先で、雑踏で、人と人の間でクミンシード。その匂いが呼吸とともにやってくると、ぼくの腹の底のほうで「生きてるぜい」という野太い声が響くのだ。

お調子者の装丁家が綴る、辛くも酸っぱいスパイスの記憶。レシピと付録のスパイス付きのシリーズ第一弾。

  • 著者 矢萩多聞
  • ページ数 60ページ
  • 判型 文庫版
  • 企画/編集 中岡祐介(三輪舎)
  • 装丁/レイアウト 矢萩多聞
  • 発行/印刷製本 生活綴方出版部