三輪舎より昨年末に刊行された絵本『海峡のまちのハリル』。企画から完成までにかかった年月はおよそ10年。師匠の絵本作家・小林豊さんとの出会い、イスタンブルへの遊学、画家になる夢の挫折……。絵本が出来上がるまでのできごとを、いつまで経っても編集者からゲラが届かない日々の記録とともに綴る。三輪舎のウェブマガジンで連載した内容に書き下ろしを加えた日記エッセイ。
構成
- 「春」を待つ
- すべての道は“イスタンブル”に通ず
- エブル作家を目指す
- かたつむりの速度
- 求めるものは、目指した先になくてもいい
- ゲラを待つ日々 番外編
- 人生はそう簡単に終わらない
- 一年越しのクリスマス商戦
- あとがき
書誌情報
編著・・・末沢寧史
価格・・・800円+税
判型・・・B6やや小さめ
頁数・・・60ページ
印刷・・・リソグラフ印刷
製本・・・中綴じ
企画/レイアウト・・・中岡祐介(三輪舎)
発行/印刷・・・本屋・生活綴方