はんこ作家の岩手生活(下)
あまのさくや
生活綴方出版部

価格 

¥800

+税

在庫あり

判型   文庫版
頁数   48ページ
装画   あまのさくや
編集   中岡祐介(三輪舎)
出版社  生活綴方出版部

岩手県紫波町の地域おこし協力隊の任期終了間際に父を亡くした著者は、悲しみを受け止めてくれる伴侶と出会い、「カンチョー」(紫波町の図書館長)に推挙される急転直下の展開へ。館長としての「私」には今、町で起きていることや現状から何を届け、伝えられるかを考えなければならない役割がある。でも一方で自分という主語も大事。自分がどうしたいか、自分ならなにができるか。私という館長が図書館をどう運営していくかは、自分を主語にして選ぶほかない。待望の下巻は、ライブラリーオブザイヤー優秀賞にも選ばれた紫波町図書館の館長職のバトンを引き継いだ著者が考える、思案の日々を描く。

目次

  • はじめに
  • 新米図書館長、爆誕
  • なぜ館長になったのだろう
  • 紫波町図書館の一日
  • 雑談の多い図書館
  • 館長って、なにをするの?
  • 館長服って、なんだろう
  • 館長あいさつの難しさ
  • ZINEをつくること
  • 「中野活版印刷店」という黒船、岩手へ
  • 本と商店街2024
  • まちに選ばれたような気持ち
  • はんこ作家のスピード婚
  • 図書館と書店って何が違うのか
  • 図書館って必要?
  • どんな図書館で、館長であればいい?
  • おわりに

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