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個人的に、旅はいつも物足りない。旅を「やりきった!」と思えたことはない。旅の本質が憧れであるとして、例えばイタリアの石造りの町並みやそこで営まれる生活に憧れ、できることなら同じように生活したいのだけれど、結局、旅の風景はいつも「窓」越しで、よほど長く滞在ないかぎり、憧れは憧れのままで、その実現にはあまりに短すぎる。ミラノ、ヴェネツィア、ローマ。著者はいわゆる観光地を訪れ、その土地の美術館や博物館、レストランやカフェを回り、その記録を訥々と綴る。その書きぶりの素朴さには、訪れた土地への強い憧憬と、その裏腹の、生活者にはなりえない寂しさの両方への自制が垣間見える。
語学留学で訪れたロンドンや新婚旅行先のフィンランドの思い出などを描いた3編の漫画に、2024年のイタリア旅行を綴った文章を加えた漫画文集。
「いつか取材者になりたけれど、うっかり者である間はそれは仕事にはならないかもしれない。休日に出かけたい場所に住んでいる人がうらやましい。その場所で長く住み、育てていく暮らしに憧れる。それができない間は観光者として歩いていく。思い出の旅先と、最近の旅行を描く漫画文集。」
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