第三巻は、埼玉県にある製本所、松岳社で本をつくる笠井瑠美子さんの一日におともします。
紙かみをおる人ひと、きる人ひと、あわせる人ひと、とじる人ひと はこぶ人ひと……製本工場はおおきないきものみたい。本を手にとる人ひとのことを 想像しながら一冊ずつていねいに――。『広辞苑』から『はてしない物語』まで、いろんな本をつくってきた製本所のある一日から、本とともにはたらく人たちの喜びと情熱が見えてくる。
在庫あり