出版部の本
編集者・天野潤平さんが8月29日に当店で“一日店番”をするにあたり記念として制作された『日記集「八月二十九日、」』。
当初は購入者特典としてリーフレットサイズのブックリストを作ろうという話だったのですが、天野さんの熱意に圧され(なんと一万五千字以上!)、とても読み応えのあるZINEになりました。前半は本づくりのお話。例えば、装丁家に仕事をお願いするときの依頼状の全文を掲載しています。後半は、当時批判が殺到した「メンタリスト」による発言への怒り。
最後に「常に立ち返る」「ふとした瞬間、流れ着いてしまっているような」「場所」をつくってくれた本をめぐるブックリスト。専門性に閉じこもらない、公けに開かれた本を一途なまでに作り続ける編集者の思考を垣間見ることができる一冊です。
・東横線にいる。
・編集者と〆切。
・依頼状見たい。
・最悪な夏休み。
・なぜ怒るのか。
・本のいる場所。
在庫あり