私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE

これは、ひとりよがりの贅沢ではない。

ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。

日常において、とても些細なことだけれど、気にかかっていること。

タオルやシーツ、ゴミ箱、セーター、靴、本棚……。

これでいいやで選んできたもの、でも本当は好きじゃないもの。

それらが実は、「私」をないがしろにしてきた。

淀んだ水路の小石を拾うように、幸せに生活していくための具体的な行動をとっていく。

やがて、澄んだ水が田に満ちていく。

――ひとりよがりの贅沢ではない。

それは、ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。

それが“私”の「生活改善運動」である。

構成

(私の)「生活改善運動」とは―はじめに

(私の)生活改善運動の師匠たち / 人格否定を伴わない生活の改造

新しいことが起こるとしたら―新生活編

住むこと・暮らすこと / 新生活の始まり / 人生は選択の連続?

本棚は生活必需品?―本棚編

本棚をつくろうと思ったきっかけ / 理想の本棚とは一体なんだろう

本棚づくり、実践編 / できあがった本棚、DIYをすることの意味

本棚が家に来てどうなった? / 「こころの底ふかく沈むもの」

食べることは生きること?―食事編

食は私から自由を奪う? / 変化と水筒/器を買う / 私を自由にする料理

自由になるとは / おいしいと感じること / 食べること、生きること

魂の一番外側―服にまつわるロスト&ファウンド編

「ボロ」とはなんだろう / で、何を着ればいいんだろう

「良い生地」の服 / 服が好きなひとたち / 買いもの行動を変える

そしてアナザーワールド/服をつくる / 完成へ / 自分の手で美しいものをつくる

砕けた欠片、小さな旅、楽園―生活?回復?運動編

ブロークンミラー(文字どおり)/ 部屋からの逃避 /「浄化」

母の生活 / 生活“回復”運動 / “制作”改善運動 / 楽園・壊れた欠片を拾って

幸せなほうを選んでいく―おわりに

日々の化石―あとがき

  • 判型 B6変型判/224ページ/仮フランス装

価格 

¥1,800

+税

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