モノ・ホーミー原画展「頭蓋骨を散歩する」

驚くべき図案家、モノ・ホーミーさんの原画展を開催します。

モノ・ホーミーさんは図案家という肩書におさまらず、連作「貝がら千話」や『するべきことは何ひとつ』(出版社さりげなく刊)などの文筆家としての活動でも知られますが、やはり彼女の真骨頂はイラストやドローイングと文章の連動と、本人も語っていますが「日課」としての創作にあります。今回は一年間ほど取り組んでいる詩と絵の創作です。それらのあいだを「行ったり来たり」「散歩するようなやりかたで」描いたそうです。

書籍と合わせてぜひお楽しみください。

2024年の夏頃から、日課として四行詩を制作しています。
オリジナルのオラクルカードから、絵札を一枚、文字札を一枚ひいて、並べたードを眺めて思い浮かんだ言葉を順にノートに書き留めてゆく、というような具合です。
そして冬になる頃、ノートをひらいて、そのページに書かれていた詩に絵を描きました。描き終えたらまたノートをひらいて絵を描いて、描けたらひらいて、描いて、ひらいて、描いて。詩画集『頭蓋骨を散歩する』はこんなふうに、まるで散歩をするようなやり方で出来上がった本です。
本展では、この本に収録されている作品を展示します。詩と絵のあいだを行ったり来たり、散歩をするようにのんびりと楽しんでいただけたら、と思っています。

モノ・ホーミー

プロフィール

モノ・ホーミー

図案家。本の装画等を中心としたイラストレーションの仕事のほか、「貝がら千話」をはじめとした図案とおはなしの制作などの活動を行っています。

開催概要

  • 日時:2025年5月16日(金)午後〜6月9日(月)
  • 営業:金・土・日・月 12:00 – 19:00 (火水木・定休)
  • 会場:本屋・生活綴方 横浜市港北区菊名1−7−8 東急東横線・妙蓮寺駅徒歩2分
  • 入場料:無料