「旅と読書は、『本当に大切なこと』を、さびしさに震えるきみに教える」。サウダージ・ブックスの編集人であるアサノタカオさんが書籍や雑誌、リトルプレス、ウェブマガジンに寄稿したエッセイ、コラム、旅のノートに記したことばを集成した『読むことの風』。ひとりになって自分自身を見つめ直す時間のなかで、世界や他者につながることの意味を問いかける随筆集です。本書の刊行を記念し、装画・本文イラストに使用した画家 nakaban さんの「コップの絵」など、合計14点の原画を展示します。
開催概要
- 期間 2021年1月15日(金)〜2月8日(月)※金土日月のみ営業
- 営業時間 12:00 – 18:00
- 会場 本屋・生活綴方
プロフィール
アサノタカオ
1975年生まれ。編集者。大学卒業後、2000年からブラジルに滞在し、日系移民の人類学的調査に従事。2009年よりサウダージ・ブックスの編集人をつとめるかたわら、現在は新泉社・野草社で詩人・山尾三省の本などの企画編集を担当している。
nakaban(なかばん)
画家。広島市在住。絵画、書籍の装画、文章、絵本を発表している。主な著作に絵本『よるのむこう』(白泉社)、『ことばの生まれる景色』(辻山良雄との共著、ナナロク社)、『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修作との共著、ミシマ社) など。