作家・太田靖久さんが企画編集をする『ODD ZINE』。インディペンデント文芸ZINEと称する本誌は、プロの作家に原稿を依頼するスタイルで2014年6月にvol. 1を、2021年9月に最新vol.7を刊行しています。作家のメモ特集であるvol. 7をリソグラフの風合いで表現してみたかったという太田さん。この度、本屋・生活綴方とのコラボレーションが実現。当店が所有するリソグラフを使用して『ODD ZINE vol.7』の限定版を制作しました。

太田さんは言います。

-僕自身、ZINEの制作を通して強く実感したのは、「ZINE」とは、企画編集して刊行する事物としての冊子のことだけではなく、それを携えて営業したり、誰かと交流したり、イベントを企画したりするなど、すべての「動き」そのものも「ZINE」に含まれるのだということです。-

太田靖久note『ODD ZINEの今後』(2021年以降) 2021年5月5日(21:39)より抜粋

この「動き」の一環として、今回は太田さん初の単行本『ののの』(書肆汽水域)の読書会を開催します。
作者・太田靖久さんを囲んで『ののの』を思う存分語り合いましょう!
進行は『ののの』を本屋大賞に激推した男、本屋・生活綴方店番の三浦拓朗が務めます。
夜の帳が下りた本屋で、ご参加お待ちしております。

概要

  • 開催日 2022年6月17日(金)
  • 時 間 18:30開場 19:00~21:00
  • 会 場 本屋・生活綴方
  • 参加費 1000円
  • 定 員 15名

プロフィール

太田靖久(おおた・やすひさ)

1975年生。小説家。2010年『新潮』新人賞受賞。電子書籍「サマートリップ他二編」(集英社)/著書「ののの」(書肆汽水域)/共著「犬たちの状態」(フィルムアート社、写真・金川晋吾)。そのほか、インディペンデント文芸ZINE『ODD ZINE』企画編集。