『「手に負えない」を編みなおす』刊行記念として、著者の友田とんさんと編集者の天野潤平さんのトークイベントを開催します。
とんさんに「地下鉄の漏水を見て回ってるんですよ」と聞いたのは3年くらい前。
それはたしかに気になりますね、と返すと、「最近は柏書房の天野さんと一緒に見に行ってるんです。」とのこと。
これはなにか、くせものVSくせものが作る、新たな世界に光を当てた本になるのだろうと待ち望んでいた。
けれど読んでびっくり、こんな展開、こんな感動のラストが待っているとは。
とんさんの書く本にはいつも、どこへ連れて行かれるのかわからない楽しさがある。今回は過去に遠く飛ばされたり、意外と近くへ着地しつつも、自分の頭の中にじわりとかかっていた厚い雲間から光が差すような、読んでいてそんな場面がいくつもあった。
ぱらぱらと本をめくってみて、漏水に興味ないから、読もうかどうしようか…と悩んでる人にぜひお勧めしたい。
概要
開催日 2025年2月8日(日)
時間 15:00開場、15:15開始(17時ごろ終了予定)
チケット 現地参加:1600円+税(定員15名)
チケットの購入
関連本
プロフィール
友田とん
作家・編集者。一九七八年京都市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、同大学大学院理工学研究科博士課程修了、博士(理学)。企業で研究開発に従事するかたわら、二〇一八年に『『百年の孤独』を代わりに読む』を自主制作(二〇二四年にハヤカワ文庫NFより再刊)。同書を全国の本屋さんへ営業したのを契機に、ひとり出版社・代わりに読む人を立上げる。日常や文学に可笑しさを見つける作品を発表しながら、独特の視点を持つ様々な著者の小説やエッセイを刊行する。著書に『ナンセンスな問い』(エイチアンドエスカンパニー)、『先人は遅れてくる』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』(代わりに読む人)、『ふたりのアフタースクール』(太田靖久氏との共著、双子のライオン堂)などがある。