横浜在住のヴィジュアルアーティスト、ハーネ・マリー(Marie Hahne)の個展を生活綴方ギャラリーにて開催します。
ハーネ・マリーは1993年、ドイツ・ベルリンに生まれ、同市にて舞台とコスチュームのデザインを勉強、また現代アートを勉強するために広島市立大学に留学。2018年から神奈川県に移り、フリーのアーティストとして活動中である。
彼女のアートワークは常に「言葉」に由来している。自作の散文をインスタレーションで発表する一方で、視覚的な表現を用いて気持ちを翻訳し、その瞬間をシェアすることで言語の壁を超えたコミュニケーションの可能性を試みている。
作品について
写真をとる。冷凍する。集める。
私たちはどうやって思い出を保存すればよいのだろうか。本作「86° 90° 96°」は思い出の保存方法の実験だ。
思い出を忘れないために、私たちは日記を書き、写真を撮り、あるいは物を集めたりする。しかし、そうやって保存したはずの思い出は、いつの間にかいきいきとしたものではなくなっている。撮った写真を見た時、その瞬間を思い出すことができるだろうか。いくつか思い出すことができるかもしれない。でも、どれが本物かはわからない。
思い出の保存―――。それは、マゾヒスティックな戦いである。
ハーネ・マリー
Photo Gallery
開催概要
- 会 場 本屋・生活綴方 アクセスはこちら
- 入場料 無料
- 会 期 2020年5月15日(金)〜
30日(土)31日(日) - 時 間 11:00 – 17:00
ご来場いただく皆様へのお願い
新型コロナウィルスの感染がまだまだ予断を許さないなかで、今回マリーさんの展示を最後まで開催するには来場される皆様のご協力が必要です。感染防止策として以下の対策を
- 具合の悪いお客様のご来店はお控えください
- 店内混雑時の入店はお控えください
- マスクの着用を必ずお願いします
- 店頭に設置された手袋の着用をお願いします
また、当店では営業中、店番は必ずマスクと手袋の着用を義務とし、入り口を常時開放、また荒天の場合はカーテンを閉じて密封状態になるため状況を鑑みて閉店とします。
ピンバック: ハーネ・マリー個展2020年5月15日〜30日@本屋・生活綴方(妙蓮寺) | 菊名池古民家放送局