海峡のまちのハリル 絵本作家・小林豊原画展
2023年は、何度も繰り返されてきた宗教・民族の対立において、歴史に色濃く刻まれる一年だった。外国での紛争や戦争が、インターネットを通じてより身近に感じることができるようになったと同時に、絶望的なイメージを前になぜそうな …
2023年は、何度も繰り返されてきた宗教・民族の対立において、歴史に色濃く刻まれる一年だった。外国での紛争や戦争が、インターネットを通じてより身近に感じることができるようになったと同時に、絶望的なイメージを前になぜそうな …
革靴を履かなくなって、ひさしい。会社員時代はスーツでもジーンズでもかまわず革靴を我慢して履いた。「我慢した」というのは、その革靴は高いお金を出して買ったもので、おしゃれでかわいくて、不本意な仕事をしている自分を少しだけ満 …
夕暮れの遊園地で、夫が失踪した。悲しみに暮れる女の前に、消えた夫の姿がいつしか点滅するように現れる。ひとは日常のレーンを、いつの間にか踏み外しているのか。その境界はどこなのか。動物ヨーチの不穏な光をたよりに進む物語を、美 …
部屋でひとりになると、目が合う小さなものたちと 山麓の小さな小屋に、絵を描きに通うひとりの女性。カーテンを開き、コーヒーを入れ、画用紙に絵筆を走らせる。描いた絵を壁に飾る。一日を終えて、小屋をあとにする。――おそらく、こ …
暑い日差しと熱気の中を歩いているぼくは、いつしか、この国は熱帯だから仕方がないのだとあきらめている。かといって自分の格好はTシャツにジーンズ、けして熱帯向きではない服装だ。上半身はさておき、下半身はもっと風通しの良いもの …
東京育ちの絵はんこ作家が、縁もゆかりもない岩手に移住した。コロナ禍で心もとなくなった収入。スローライフに憧れもなければ、田舎への耐性もない、ペーパードライバー。作家としても、ひとりの生活者としても暮らしやすく、息がしや …
今年でなんと3回目の開催となりました。木村セツさんのちぎり絵が今年も横浜・妙蓮寺にやってきます。今回は『絵日記』。いままではセツさんのちぎり絵がメインでしたが、今回第3弾は2021~2023年1月までの2年間の日記と新作 …
待ちに待った写真展です。妙蓮寺でこういう展示をやりたいと思って、本屋の棚の半分を潰してギャラリーにしました!ご来場お待ちしております〜。以下、作家より。 隙、それは人間や風景が無防備な瞬間。全く他者を意識していない状態。 …
当店の奥の小上がりスペースで隔週で開催している造形教室「かたち」の受講生による作品展です。 会期:2023年2月3日(金)〜13日(月)営業:金・土・日・月 12:00 – 19:00 (火水木定休)会場:本屋・生活綴方 …
「詩はノートを飛び出そう、絵はキャンバスを飛び出そう」をかかげて、2009年、詩人・高橋久美子と、画家・白井ゆみ枝が、建築家やデザイナーらとアートチーム「ヒトノユメ」を結成。2010年から東京、徳島、愛媛、長野と大規模な …